バカにされる人の特徴とは何か・・・
私自身、中学校の頃にバカにされていた経験がありますが、「あるキッカケ」を境にバカにされなくなりました。しかし、最近、仕事で理不尽にバカにされることがあり、少しだけ過去を思い出したので、同じ経験をしている方にバカにされなくなったキッカケについてお話したいと思います。これは、男女ともにいえることですので、参考になれば幸いです。
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バカにされたキッカケ
まず、そもそもバカにされた理由は何かということですが、私の場合は・・・
①小学校の頃にやっていた野球が下手くそだった
②中学から始めたサッカーも下手くそだった
③周りの人の気持ちを考えることがなかった
④勉強はできる方だったので、知らないことも知識があるように振舞っていた
数えばキリがありませんが、思い当たることはこれくらいです。小学校からの持ちあがりである中学校では同級生は共通であるため、「バカにされる子ども」はよりバカにされてしまう傾向にあります。しかし、天性の鈍感さで、バカにされていたり、軽くイジメられていても気にすることはありませんでした。今思えば、この性格がさらに拍車をかけていたのでしょう。
バカにされて発生した実害
さすがに鈍感な私でもバカにされていることに気づくことがありました。
①朝学校に行くと椅子一杯に画びょうが敷き詰められていた
②休日などに誰も遊び相手がいなかった
③担任の先生からも仕打ちを受ける
④あからさまな暴言を受ける
私が鈍感だったので気づいた時点でこれだけの仕打ちがありました。特に当時の担任は生徒全員の似顔絵を描くといって、私の似顔絵は誰が見ても笑いを誘うような似顔絵になっていました・・・。当然、親にも相談はできませんでした。
それでも学校に行けた理由
ここまでされても鈍感だった私は学校に通いました。もしも繊細な心を持っていたら、ここに至るまでに不登校になっていたでしょう。今、学校にどうしても行けない方がいるのであれば、それは「他人の痛みが分かる繊細な心の持ち主」であることは明白です。無理をする必要はありません。とりあえず、そのままで落ち着いて考えを巡らせることが大切です。
鈍感だったほかに学校に通う理由としては「部活」がありました。下手くそで誰からも期待されていませんでしたが、続けることができたのは下手なりに部活内では対等に話をしてくれる人がいたからです。
バカにされる人生が変わったキッカケ
サッカー部でしたが、足も遅く足技もない私はゴールキーパーをしていました。もちろん、レギュラーとなるメンバーはおり、紅白戦の穴埋め的ポジションです。しかし、鈍感な私は一人で練習をする等(本当は暇だったから)、下手なりに努力はしていました。
そしてある紅白戦で・・・・
もちろん補欠組のゴールマウスを守っていたのですが、チーム主力選手の放ったシュートに必死に食らいつき、足が宙を舞うダイビングセーブをしました。とても必死でしたが、耳が冴え渡り「うぉー」という多数の声が上がったのを鮮明に覚えています。
私はこれをキッカケに部活内での居場所を見つけ、友人もできました。当然、部活外では、相変わらずバカにされることもありましたが、自分を認めてくれる友人ができたことが大きく、以降は全く気になることもなく現在に至っています。
私からのアドバイス
私の場合、バカにされる程度やいじめの程度はランクでいうと「軽度」だと思います。もっと苦しく辛い思いをしている方は多くいます。当時はネットもなく、相談する相手も限られていましたし、学校側もイジメを隠ぺいする体質が顕著だったこともあり、多くの方が人生を狂わされたでしょう。私は、本当に運がよかったと今でも感じています。
しかし、今はネットもあり、顔を知らない同じ境遇の人達と交流することができます。自分の辛さを訴える場所もあります。バカにされたり、イジメを受けたら「逃げる」ということも有効な手段であると認知されています。
私は思います。自分の人生をイジメで違った形にされるのは、とてもバカらしい、と。
ですので、今辛い思いをしている方は、学校での生活は二の次にして、何でもいいので「自分の得意なこと」を極める努力をしてみたらどうでしょうか。これは、今の小さな世界(学校等)なんかを気にせず、将来の大きな世界を視野に入れ活動するという意味です。マニアックな趣味でも良いんです。広い世の中、必ず同じ趣味を持つ仲間はいますし、自分の居場所を見つけることがなにより大切です。そして、一番近くにいる大人に現状を相談してください。
学校を卒業すると、とても大きな世界が待っています。そして、自分をバカにしていた人間と接することは二度とありません。大きな海で同じ魚に巡りあう確率は天文学的に低いのと同じです。
今後の人生
高校からは学力に合わせた生徒層となるので、もし今あなたをイジメている人間がアホなら勉強をたくさんすることです。大学になれば、その傾向はさらに顕著になります。心理学的な個人的考察ですが、「バカにする」という行為は一種のコンプレックスの現れですので、同程度の学力を有する学生が集まる「高校」や「大学」では比較的仲間を見つけやすいと思います。もちろん、学校外で仲間を見つけることも有効な手段です。ここあたりについては、「 バカにされる時の対処法 」でまとめていますので参考にしてください。
大学生や社会人になれば、大きな世界がまっています。私の友人は、高校を卒業してアメリカに渡り、とてもグローバルな人生を送っている人もいます。もし、あなたが学生ならば、今の辛い現実を嘆くよりも、今から訪れる大きなチャンスが無数にある将来に向け、準備を粛々と進める方が有意義であることはいうまでもありません。その実現の為、周囲の大人を「利用」し、邪魔者を排除する、または、今の下らない世界から離れる決断をすることをお勧めします。
そう簡単にはいかないことは重々承知していますが、少しでも行動するための勇気になればと思います。