北朝鮮のアメリカグアム周辺に弾道ミサイルを発射する計画公表を受け、総務省消防庁は、広島・高知を含む中国・四国地方9県で18日にJアラート(全国瞬時警報システム)の訓練を行うことを全都道府県に通知した。
とのことですので、実際にどのような対応になるのかを知っておきましょう。
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携帯電話で警報が鳴る??
今回は市町村に設置された受信機が作動し、防災行政無線などで自動的に試験放送が流れるかどうかの確認となるので、市町村の防災情報メールに登録していいる場合を除き、原則、携帯電話が反応することはありません。
なお、訓練でない場合、ほとんどの大手キャリアの携帯端末では警報音が流れますが、格安スマホでは連動していない可能性が高いです。専用の無料アプリもあるので、ぜひこの機会にダウンロードすることをお勧めいたします。
今回の弾道ミサイル攻撃以外にも地震や災害等の情報も教えてくれる優れものです。
ミサイルが飛んできた時の警報音は??
緊急地震速報等は聞き覚えがあるかと思いますが、国民保護サイレン(ミサイル攻撃情報)を知らせるJアラートは聞いたことがない方が多いと思います。この機会に一度確認しておくと良いかもしれません。
※動画をアップしていますが、とても不快な警報音ですので閲覧注意です。また、周囲に聞こえないように音を絞って耳に当てる等して自分ひとりが聞こえるような対応のうえご視聴ください。
戦争になるのか?
現在テレビで流れている情報は、情報操作された「見せる情報」でしかないので、我々一般人に正確な予測は難しいでしょう。
2001年に発生したアメリカ同時多発テロでは、1機目が突入した直後、日本では生放送で伝えられました。夜中だったのですが、学生だった私は友人達とリアルタイムで見ており、その最中に2機目が突入しました。その瞬間、「これは戦争になる」と瞬時に理解できました。おそらく、今回ミサイルがグアム周辺に向け発射されたら、同じように「戦争」を実感することになるでしょう。それも当事者の立場で・・・
我々一般庶民は今まで通りの生活を続けざるを得ませんが、事前対策だけはしっかりとしておきたいものです。