やりすぎ都市伝説で人気のある話を厳選してご紹介します。今回は、もはや日常生活になくてはならないことに関する都市伝説をご紹介します。
<やりすぎ都市伝説外伝>
暗号の始まり
今や暗号といえば誰しも避けては通れない世の中になっています。もっとも簡単なものでは、銀行口座のパスワードなどがありますね。このパスワードセキュリティは、日々進化しているのはご存知だと思いますが、もともとの始まりは戦争で敵軍に知られないように「読める文字で読めないようにした言葉」で味方同士が通信するために開発されたものです。
最強の暗号エニグマ
第2次世界大戦中のドイツ軍は最新鋭の装備を持っており、その中に最強暗号装置エニグマというものがありました。このエニグマ暗号が解読できれば、戦況を有利に進めることができるため、全力が注がれることとなります。
エニグマ解読者アラン・チューリング
エニグマを解読するにあたり白羽の矢が立ったのがアラン・チューリングという人物であり、チューリングは見事エニグマを解読する機器「チューリングマシン」の開発に成功し、イギリス軍を勝利に導くこととなります。そして、このチューリングマシンは、現代のパソコンのもととなっているのです。
量子コンピューター
現代最強のパソコンといえば「スーパーコンピューター」といわれるもので、名前だけ聞いたことがあるという方は多いのではないでしょうか。しかし、今開発されているのはスーパーコンピューターで数千年かかる計算も数秒で行えるという「量子コンピューター」です。当然、スーパーコンピューターをはるかに凌駕する高性能な量子コンピューターが悪用されれば、国家レベルのセキュリティーでも突破されてしまうでしょう。
エニグマ解読時の人材募集
チューリングは、エニグマ解読時にIQの高い天才を集めるため、IQが高くないと解くことができない問題を新聞広告のクロスワードコーナーに掲載します。もちろん、エニグマ解読者の募集であることは伏せており、解読に成功し正解を投稿してきた有能な一般人を採用したというのです。この採用方法は、今でも行われています。
グーグルの天才の見つけ方
上の写真はシリコンバレーの道路脇に掲載された広告ですが、数学の知識があり、更にIQが高くないと正解できない問題となっています。この問題を解くと(.com)なので、あるページにたどり着き、そこには次の問題があり・・・・最終的にグーグルの求人ページに行き着くそうです。
謎の組織の天才の見つけ方
上の写真は、アメリカ版2chに投稿されたもので、「我々は非常に知識の高い人材を求めている。全ての謎を解く、一握りの人に会えることを楽しみにしている」と記載されています。これについては投稿者等全く不明の状態のまま約2年後に「我々は求めている人を見つけた」と再度投稿があったそうです。
この問題を投稿したのは「量子コンピューターの開発チーム」だとの噂もありますが、真相は不明で、もしかしたらテロ組織かもしれません。
今流行の・・・
少し前ですが、「脱出ゲーム」なるものが流行した時期がありますが、「もしかした脱出ゲームの一部には、天才を集めるために作られたものがあるかも」と締めくくられていました。
<都市伝説ベストセレクション>