やりすぎ都市伝説で関氏が語ったフリーメーソンについて、わかりやすく説明しています。今まで関氏が語った都市伝説を全て伝えるには余りに数が多く、内容が濃いため、概要のおさらい程度にしています 。
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秘密結社フリーメイソンの世界征服論
フリーメイソンとは、16世紀ごろから始まった世界最大の友愛団体で、もともとは石工職人の団体だったのですが、当時、弾圧を受けたことで秘密裏に活動を行うこととなり、その流れで現在でも活動内容は極秘とされています。世界中にグランドロッジと呼ばれる支社があり、各国の著名人や権力者が参加していると噂されているのです。なお、フリーメイソンには二つのシンボリックなマークがあり、一つは中央の「G」のマークを守るように石工職人の道具である定規とコンパスが描かれたもの、もう一つはピラミッドに目が描かれているプロビデンスの目と呼ばれているものです。また、好む数字として悪魔の数字である「18」や、18を崩した「666」などがあります。
定規とコンパス
定規とコンパスの都市伝説①
日本の人気アニメ「エヴァンゲリオン」。関氏により、フリーメイソンとのつながりが語られています。
エヴァンゲリオンの主人公は「碇シンジ」、「碇」という字を分けると「石」と「定」となり、「石工と定規」。父親は「碇ゲンドウ」旧姓は「六分儀」。六分儀とは「コンパス」を表しおり、定規は母親の「子宮」を表す。その中には「G」。つまり「GOD(神)」であり、それは「シンジ(神の児)」となるという都市伝説です。
これは、とてもエンターティメント性が高い都市伝説ですね。そもそも、六分儀は海のコンパスであり、石工職人のコンパスとは「もの」が違うのですが・・・
定規とコンパスの都市伝説②
フリーメイソンは、日本の歴史上もっとも有名な坂本龍馬とのつながりも紹介されています。ご存知の通り、坂本龍馬は「亀山社中」を結成し、大量の武器を使い薩長同盟を結ばせるに至るのですが、この過程で大量の武器を仕入れる資金がどこから出てきたのかが謎とされているのです。実は、これを後押ししたのが、スコットランドの商人「トーマス・ブレーク・グラバー」であると言われており、グラバーは、日本に大量の武器を売りつけたいと画策しており、江戸幕府が邪魔だったので、倒幕運動を裏で操っていたというのです。グラバーといえば、長崎にあるグラバー園が有名ですが、実はそこに定規とコンパスの石碑があるため、妙に信ぴょう性がある都市伝説になっているのです。
プロビデンスの目
プロビデンスの目の都市伝説①
上記写真はアメリカの紙幣なのですが、見事にプロビデンスの目が描かれています。
このように、紙幣にそれとなくフリーメイソンのシンボルが紛れていることから、フリーメイソンはアメリカの金融、つまり世界のお金を牛耳っているという都市伝説につなるがってくるわけです。
プロビデンスの目の都市伝説②
日本の紙幣にもフリーメイソンのシンボルが描かれています。
1000円札を透かしてみると、富士山の山頂に野口英世の目が!
さらに、野口英世の顔を半分ずつ別々に見てみると、片方はとても日本人とは思えない顔立ちになっているのです。これらのことから、日本紙幣にもフリーメイソンの影響があるのでは。というのが都市伝説です。
悪魔の数字「18」・「666」の都市伝説
日本の貨幣・紙幣をそれぞれ足し算してみて下さい。
貨幣であれば「1円」・「5円」・「10円」・「50円」・「100円」・「500円」・・・これらを足すと「666円」。
紙幣であれば、「1,000円」・「2,000円」・「5,000円」・「10,000円」・・・これらを足すと「18,000円」。
見事に「666」と「18」が出来上がります。また、紙幣に描かれている人物はフリーメイソン会員とされており、旧5,000円札の新渡戸稲造は、なぜこの人??と思ってしまいますね。それはフリーメイソン会員だからです。そして、新5,000円の肖像である樋口一葉ですが、フリーメイソンは男性しか加入できないので女性である一葉はフリーメイソン会員ではありません。でも・・・「一葉」→「一八」で「18」が完成してしまうのです。大勢いる女性著名人から「樋口一葉」を選択した理由とされています。
フリーメイソンの派生組織「イルミナティ」
関氏は、フリーメイソンから派生した組織として「イルミナティ」という組織を紹介しています。そして、1982年に発売された「イルミナティカード」なるものが、後の大事件を予測しているとして都市伝説化しているのです。
9・11テロや日本の原発事故、トランプ大統領の当選を示唆したものもあります。カードを見る限り、確実に事故を表していますよね。
フリーメイソンは何をしたいのか
関氏が語るには、フリーメイソンはキリスト教信者であり、聖書の預言が実現することが正義であると考えているとのこと。つまり、預言が当たるのではなく、預言ありきで世界を動かすのが目的ということです。当然、時の権力者や富を持つものが多く在籍しているので、それもある程度は可能なのでしょう。
今後の展開は
フリーメイソンの話は以上となります。まだまだ詳細が知りたいと思う方は、ネット検索してください。そのあたりの情報は沢山出てきます。
また、関氏は色々な都市伝説を紹介していますが、段々とこれらが一つに繋がってきています。これからの都市伝説をより楽しむため、是非、他の話の簡単解説も読んでみて下さい。