2018年11月現在、「平成」も残りわずかとなっています。今回は、大正から昭和への転換期の元号にまつわるお話です。
やりすぎ都市伝説2018秋SP
元号の始まり
元号は約1300年前、西暦645年の大化の改新に設立された「大化」が始まりとされ、今までに247個の元号が使用されています。しかし、使用されている文字は僅か72文字であり、同じ文字が何度も使用されているのです。
また、噂レベルでは、「明治」=M、「大正」=T、「昭和」=S、「平成」=H、など頭文字が重複しないように決められているとのことです。
元号にまつわる大誤報
大正15年。天皇崩御の知らせとともに現毎日新聞社が新元号を発表します。
その元号は「光文」ですが、ご存知の通り大正の次は昭和であり、当時は世紀の大誤報とされたのでした。
しかし、実はこれは誤報ではなく、正しい情報であったがために、直前で元号が変更されたのではないかとの話があります。やはり、元号とは厳かに皆が見守る中で発表されるべきものなのでしょう。
元号「平成」発表
今の元号である「平成」ですが、元号発表時、毎日新聞社社のみが夕刊で正確な元号を掲載しています。実は、毎日新聞社は、正規の大誤報を教訓に発表30分前まで待って、満を持して夕刊へ記載したのでした。当然、全国同時に夕刊へ記載するには正確な情報を仕入れ、事前に印刷手配する必要があります。
このことから、新元号をいち早く知りたい方は毎日新聞をチェックしておくと良いかもしれませんね。