やりすぎ都市伝説2017秋3時間SPが放送されました。今回は高度テクノロジーの要であるアメリカでの取材です。直前企画として生放送されたLINELIVE「放送直前緊急生集会まとめ」の情報も含め、一つの記事にまとめていますので是非確認してください。
<過去の放送情報>
<都市伝説ベストセレクション>
IoTの進化と超監視社会の到来
昨今報道されている「Amazon Echo」や「Google Home」に代表されるAIスピーカーをはじめとしたAIが搭載された家電による「IOT(Internet of Things)革命」【インターネットとモノが繋がる】の事例として、家が丸ごと連動したアメリカの家庭が紹介されました。紹介VTRでは、AmazonEchoのAI「Alexa」と会話によるコミュニティションにより、自宅バーの照明や天井ファンのON/OFFをする様子が紹介され、Alexaは、様々な国籍の方の訛りやアクセントを学習し、上手く聞き取ることができるようになっていったそうです。この進化の先を考えると、今後はボイスコントロールではなく、例えば夏場は帰宅する頃にはクーラーがきているといった感じに人工知能が人間の行動を予測し自動的に動くようになるだろうと語られています。
問題点と対策
問題点としては、家電がハッキングされた場合、家庭内の会話が筒抜けになるということ。音声認識機能がある人工知能であれば、なおのこと簡単に盗聴可能となりますね。自動運転カーがハッキングされれば、知らないうちにハンドルやエンジンを操作され、身に覚えのない事故が発生してしまうことも懸念されます。
そして、このIoT革命を見越して整備された法律が「共謀罪」だというのです。これより、犯罪発生前、つまり行動前でも犯罪が成立するため、家庭に入り込んだAIからのデータがビッグデータに共有され、SNSの書き込みなどと連動し、事前逮捕のキッカケになってしまうということを問題視していました。つまり、各個人が今後のIoT進化に伴う超監視社会に対し危機意識を持つことが大切とのことです。
暗号通貨がもたらす新たな未来
今回初めて出てきた単語「Finteech」とはFinancial(金融)と Technology(技術)を組み合わせた造語で、金融業界の技術革新を意味しています。俗にいう、暗号通貨・仮想通貨と呼ばれるビットコインなどです。これら仮想通貨は、ブロックチェーンという相互監視による管理がなされ、これにより個人データが共有され監視社会の一翼を担うことになります。最近では、仮想通貨を取り扱う金融機関も出てきており、今後、仮想通貨の普及により金融機関も変わらざるを得なくなるというのです。北朝鮮のミサイルが日本上空を飛び交う昨今、戦争ともなれば日本の通貨「円」の価値が暴落する可能性もあり、仮想通貨への切り替えのタイミングが来ているのかもしれません。
また、関氏は「1万円札がなくなる」と表現していましたが、仮想通貨が普及することで現金を持ち歩くことがなくなり、現金を奪う「犯罪」の抑止になり、今後は何事も「物体」から「データ」へ移行していくのだといいます。実際にそのような流れを感じている人は多いのではないでしょうか。
キャッシュレス社会とその先に待つ体内マイクロチップ計画
仮想通貨普及と並行して行われているのが、「キャッシュレス化」です。以前ニュースにもなった「Amazon Go」というコンビニ。このコンビニは、客は現金を持たず全てキャシュレスで買い物ができる未来型の店舗です。ヨーロッパでも犯罪対策として500ユーロ紙幣の廃止が決定していますので、キャシュレス化は世界的な動きとなっています。そして、このキャシュレス化を更に便利にするのが、体内マイクロチップです。
体内マイクロチップ
体内マイクロチップの紹介者として、マイクロチップを開発しているアマル・グラフストラ氏のインタビューがありました。同氏の体内には5つのマイクロチップが埋め込まれており、最新のものは0.4mmの薄さで柔軟性があり、パソコンを通して複数のアプリケーションを入れることができるチップとのことでした。電車の運賃が支払えるアプリケーションや仮想通貨の支払いができるアプリケーションをチップに加える研究をしているそうです。また、最新の事例としてスウェーデンでは体内マイクロチップによる電車運賃の支払いを試験運用していることが紹介され、いかに日本人の意識が遅れているのかを思い知らされるのでした。(下の写真:マイクロチップの現物)
その後、 同じくマイクチップ開発企業のトット・ウェスビー氏の取材があり、ここでは社内の売店で、社員が次々と体内マイクロチップで買い物をしている姿が映し出され、この風景こそ、今後「当たり前」になることを予感させていました。スタジオでも「これをみたら早そうだなぁ」という発言もありましたね。
また、ここでのマイクロチップには免許証や医療履歴、パスポートのデータもインプットされており、携帯でスキャンすればデータを見ることができます。こうすることで、事故などの緊急時に患者の正確なデータを知ることができ、より安全に治療が受けられることになります。
問題点
体内マイクロチップの行く末はどうなるかといえば、「2017秋LINELIVE」でもあったように、最終的には脳内に繋がることになるかもしれません。しかし、そうなった場合、脳がハッキングされてしまう可能性もあり、それこそがゾルタクスゼイアンのいう「しかるべきとき」なのかもしれないと締めくくられていました。(参考:SIRIに聞いてはいけない質問))
最終目的
キャシュレス化の最終目的は、お金をデータ化することで、お金という大切な情報を体内で管理せざるを得ない状況を作り出し、全人類にマイクロチップを埋め込むということです。これにより、超監視社会による事前逮捕が行われる安全な世界になるかもしれませんが、一方で、それは”誰かにとって”都合の良い未来を作り出すことになり、今はその準備段階なのかもしれません。
関氏の右手には・・・
「2017秋LINELIVE」の最後に右手を隠していたという話がありましたが、実は関氏の右手には・・・・
2017年末SPの放送日は?
だいぶ気が早いですが、次回放送について「やりすぎ都市伝説2017冬年末SPについて」でまとめていますので、気になる方はご確認ください!