前々からトランスヒューマニズムという言葉が紹介されてきました。詳しくは「2017冬②新たな進化”トランスヒューマニズム”と”宇宙” 」を見ていただきたいのですが、今回は、その最新研究結果となります。
やりすぎ都市伝説2019春SP
【最新】2019春「ニューワールドオーダーと全人類への警告」
攻殻機動隊もすぐそこまで
攻殻機動隊は、21世紀の科学技術が飛躍的に高度化した日本を舞台にしたアニメなのですが、アニメ内では、マイクロマシン技術といって脳と機械を接続し、電脳化技術や、義手・義足にロボット技術を加えたサイボーク化された人間が登場します。
今回の放送では、サイボーグとまではいきませんが、脳波を電気信号に変換するチップを介し、「ネズミの脳」と「ラジコン」をBluetoothで接続し、みごと障害物を避けながら動くラジコンの様子が紹介されていました。ラジコン側にも周囲との距離を計測する機器が取り付けられているため、情報は相互に行き来きし「ネズミの脳」が動きを制御しているということになります。近い将来、「音を聞き分ける」、「会話を行う」といったことも可能になるとのことです。
戦闘機乗りはいなくなる
このように、これからは戦闘機に人は乗らず、安全な遠隔地で操作するようになっていくことでしょう。災害時の機器操作では安全な場所からの救護が可能となり、救助活動の時間が増えることが期待されますし、宇宙開発などは、コストの削減や人命事故のリスクが各段に下がり、宇宙の謎の解明が期待されますね。
トランスヒューマニズムの将来
次に、世界トランスヒューマニズム協会創設者ニック・ボストロム氏へのインタビューとなります。トランスヒューマニズムとは人間と機械の融合であり、その未来はどうなるのか、また、AIと人類の関係は?など、今までの知識がないと深くまで理解できないかもしれません。
また、ニック氏については、以前から気になっていた未回収情報に関する人物であり、取材ができるまで3年かかっただけあって、個人的には見ごたえのある内容となっていました。未回収情報についての詳細は、「やりすぎ都市伝説【未回収の情報】」を見て下さい。
肉体がなくなり精神を拡張する
トランスヒューマニズムや電脳技術により、人間は肉体がなくとも「人間の核」となるデータがあれば、復活できるといいます。我々がスマホのデータをクラウドで共有管理しているように、「人間の核」とは「脳というコンピュータの中にあるデータ」という考え方に基づけば納得できるものだと言えます。これは、冷凍保存されている方々の復活も可能ということでもあります。
こうなってくると、肉体がなくなり精神(つまりデータ)だけになった人間はどこにいくのか?という疑問が出てきますが、現在の技術でも新しい世界でアバターとして存在することは可能ですので、将来はそうなるのかもしれません。
トランスヒューマニズムを急ぐ理由とは
それは、以前から話題になっている、地球表面上の物理的な危機のタイムリミットが迫っているためと言えます。詳細は、「2017冬①世界戦争の理由と氷河期の到来」を見て下さい。こういった理由により、火星移住計画や地下シェルターの建設などと並行してトランスヒューマニズムの研究も進んでいるということでしょう。
やりすぎ都市伝説外伝まとめ
2018年春②「地球の危機から逃れるヒントは”カッパドキア”にあった」
2018年春③「体内マイクロチップ計画は驚くべき速さで進んでいる」
2018年春④「人間の価値が決まる信用スコアと人工知能による人間選別」