今回の都市伝説外伝は、都市伝説と語られていますがリアルに即したものとなっており、しっかりと肝に銘じ行動に移す必要がある内容となっております。
- 都市伝説ファイル①首都直下型地震による東京崩壊
- 都市伝説ファイル②南海トラフ巨大地震のXデー
- 都市伝説ファイル③富士山噴火がもたらす新型コロナの再パンデミック
- 都市伝説ファイル④首都直下型地震と脱東京
- 考 察
- 都市伝説ベストセレクション
【随時更新】やりすぎ都市伝説/(最新)放送日最新情報と過去放送まとめ
都市伝説ファイル①首都直下型地震による東京崩壊
首都直下型地震の発生率は、今後30年以内に70%で発生するとされている震度6強の地震であり、予想されている被害は以下の通りです。
死者合計
最大2万3千人(阪神・淡路大震災の約3.5倍)
全壊及び焼失棟数合計
最大61万棟(阪神・淡路大震災の約5.5倍)
経済的被害
合計約95兆円(建物・資産等の被害:約47兆円、清算・サービス低下の影響:約48兆円)
ライフライン被害(都区部)
5割が断水・停電
1割で下水道の使用不可
発災直後は9割の通話規制
主要路線の道路は少なとも1~2日の復旧期間を要する
地下鉄は1週間、私鉄・在来線は1ヶ月程度の運行停止
非耐震岸壁では多くの施設が機能停止
被害の大きい港湾は復旧に2年以上を要する
避難者は2週間に最大720万人
都市伝説ファイル②南海トラフ巨大地震のXデー
首都直下型地震とは別に明確に発生時期が予測できるとして紹介されたのが、西日本の太平洋側に大きな被害をもたらすとされている超巨大地震の南海トラフ地震であり、その周期は100年から150年とされるM8規模の地震です。
この南海トラフ地震が発生すると、死者数は323000人と推定されており、これは東日本大震災の17倍になります。あの東日本大震災の17倍です。
南海トラフ地震発生時期の発生時期
南海トラフ発生時期の予想をするにあたり紹介された場所が「高知県室津港」。
この室津港は南海トラフ地震発生の都度、地盤が隆起し徐々に元の状態に戻っており、この隆起した地盤は一定のスピードで元に戻っているため、隆起が元の状態に戻る時期が次の南海トラフ地震発生時期と予想することができるというのです。
そして、予想される次の地震発生時期は「2035年」。
南海トラフ地震の規模
過去の南海トラフ地震では3回に1回が巨大な地震となっており、次の地震がその巨大地震である可能性が高いと言われています。それは、先ほどの隆起の幅が年々小さくなっていることからも推測できますが、過去の地震被害を見れば一目瞭然です。
大:1361年 正平地震 M8.5
中:1498年 明応地震 M8.4
小:1605年 慶長地震 M7.9
大:1707年 宝永地震 M8.6
中:1854年 安政地震 M8.4
小:1946年 昭和南海地震 M8.0
大?:2035年?
被害地区
南海トラフ地震が発生した場合、34メートルの津波が来ることが予想されており、これはビル11階の高さに相当します。また、被害者は約6000万人と想定されており、日本人口の約半数になります。
具体的な範囲は、以下の通りとなっており、7県同時に被害が発生することで助けることもできない状況になってしまいます。
被害が予想される都道府県
静岡県、愛知県、三重県、和歌山県、徳島県、高知県、宮崎県
都市伝説ファイル③富士山噴火がもたらす新型コロナの再パンデミック
話は変わり、今度は火山噴火の話です。
300年に前に噴火している富士山ですが、本来の噴火周期は200年とされており、現在は100年分のマグマを溜め込んでいる状態となっているそうです。
一度富士山が噴火すると周辺の地域はもちろんのこと、首都圏にも火山灰が降ることで大規模な通信障害の発生が予想されます。火山灰はガラスのような形をしているため、人体への影響はもちろんのこと、過去に噴火した際には江戸の町には約1ヶ月降り続け、5cm程度積もったそうです。
富士山噴火と南海トラフ地震
1707年に南海トラフ地震が発生した宝永地震では、その49日後に富士山が噴火しています。
つまりこれは、地震によって火山内のマグマが動き噴火につながった可能性があるということであり、現時点でマグマを溜め込んでいる富士山、かつ、巨大な地震になる可能性の高い南海トラフ地震という条件下では同時発生の可能性も考えられるということ。
そして、火山灰が空を舞うことで日照時間が減少し、寒冷化することでウイルスの活動が活発になり新型コロナが再パンデミックを起こすことにもつながるということでした。
都市伝説ファイル④首都直下型地震と脱東京
インドネシアでは水没により首都移管が決定しており、日本の文化庁は2023年度中に京都への移転が決定しています。首都の移転先候補としては、活断層がなく過去3000万年安定していると言われている京都と岡山があると紹介されていました。
災害発生時の避難先
2035年をXデーと仮定すると2021年現在からは約14年後、前後5年を警戒する必要があるとのことなので早くて2030年。今から10年後の世界では、テクノロジーがどのように進化しているのか。やりすぎ都市伝説を過去から見ている方は当然に理解されていると思いますが、今後は個人単位で評価する「信用スコア」が進化していることが予想されるため、災害発生時の避難先で今の様に全被害者を差別することなく受け入れてもらえるかは分かりません。こと日本人口の半数が被災者となれば、なおさらです。
つまり、非常食備蓄などの準備はもちろんのこと、リアルで助け合いできる人間関係の構築やSNSでの誹謗中傷などは絶対にせずにネット社会では個人評価をされていることを常に意識し行動することなどが必要になってきます。
考 察
今回の都市伝説外伝では、以前より言われているネット社会での監視やリアルでの人間関係構築の必要性などが今後絶対に発生する災害と関連付けられており、具体的な行動の必要性を感じさせられるものでした。ただし、番組内では放送できなかったと思われることがいくつかあります。
・太平洋沿岸に設置されている原子力発電所
・大打撃を受け復興に時間がかかるとされている日本経済ですが、この経済落ち込みこそ戦争のきっかけとなり、日本侵略の総仕上げになる可能性があること
・新型コロナの再パンデミックとなっていますが、実際には今までより毒性の強い全く新しい感染症ウイルスが登場する可能性があること
・日本の人口が減少することによる移民政策の推進。移民が多くなることで日本という国自体がなくなってしまう可能性があること
・土とは違い火山灰は水を含むと排水として流れなくなります。つまり、富士山が噴火し火山灰が降り積もれば、排水詰まりが起こり地下を含む都市機能は排水機能が失われ、台風や豪雨があれば一瞬にしてライフラインは止まってしまうこと。
・「私が見た未来」という東日本大震災を予言した方は2025年7月に大きな地震を予見しており、この予言との関連性。
などなど考えればキリがありません。今回紹介された災害は全て自然災害であるとされていましたが、場合によっては任意に発生させることができる人工地震との都市伝説との関連も気になります。
どちらにせよ、我々日本人は確実に発生する災害にしっかりと備えることが必要です。特に家族が一緒にいない時どのように連絡を取り合うのか、これは携帯電話などをあてにしない手段まで考えておく必要があります。また、住居の場所なども考え直す必要がありそうです。
やることは多いですが、どんな都市伝説があろうと我々一般庶民は減災に努めることしかできませんので、今から動き大切な人と情報を共有しておくことが何より重要だと思います。