ぎっくり背中とは、ぎっくり腰の背中バージョンのことです。私は、ぎっくり背中が定期的に発症するため、その原因を考え、改善方法を独自に見つけましたので少しでも参考になればと思います。
<コラムセレクション>
ぎっくり背中の症状
首から背中にかけて「寝違えた」ように痛みます。ただし、寝違えた場合との違いは、その痛みは徐々に強くなり、やがて起き上がれないほどまでに強くなるということです。また、決まった間隔で定期的に発生します。最近は半年に一回ほどの周期となっています。
ぎっくり背中の原因
私と同じ症状が発生する同僚が数人います。その周期こそ違いますが、痛み方や場所はほぼ共通しており、原因も共通しています。
運動不足
共通するのは、数年前まで積極的に運動をしていたが、今は運動ができていないということです。私は、数年前までフットサルをバリバリやっていましたが、ケガをキッカケに今は散歩程度しか運動をしていません。
長時間同じ姿勢をしている
仕事でPCをする、長時間運転(移動)をするなど、長時間同じ姿勢をしているとポイントがたまっていき「ぎっくり背中」というプレゼントが届くのです。この「同じ姿勢」も良い姿勢であれば問題ないと思いますが・・・
猫背である
長期時間、猫背の姿勢でいると「ぎっくり背中」の原因になるようです。特に発症中は姿勢が悪く首が痛むのですが、胸を張り頭と首の位置を揃えると痛みが和らぐため、いかに猫背が体に悪影響か理解できます。
ぎっくり背中の症状改善
今まで苦労してきましたので、これを読んだ人は苦労しないことを祈ります。
冷やす
シップを張ったりして、ひたすら冷やすことです。しかし、これは「ぎっくり背中初心者」のころの方法で、痛みを一通り体験しなければならず、おすすめできません。
病院に行く
診察の結果、痛む箇所を温める治療と首に二本大きな注射をしてもらい、痛みはなくなり改善しました。しかし、痛みが出るたびに一日を治療に使うのは効率が悪いため、他に良い方法がないか考えていました。
軽作業をする
ぎっくり背中が定期的に発生していると、「来そうなとき」が分かります。そして、初期症状の段階で軽作業をします。軽作業も背中に大きな負担をかけるものではなく、除草や家の清掃、洗車程度で良いです。もちろん、どんな作業をするにも背中への負担はかかるものですが、体全体を使う作業であれば、その日を境に症状が回復に向かいます。この方法は人により効果は様々ですが、多くの人が改善するようです。
さいごに注意
背中の痛みは、時として大きな病のサインでもあります。痛みが続く場合は、必ず病院で診察しましょう。