今回のやりすぎ都市伝説は、聖書のゆかりの舞台が多くあるヨルダンとトルコ。
この地で過去を紐解き、過去を知ることで未来を知るための道標となります。
冒頭では過去放送分の言葉が出てきますので、おさらいしたい方は是非ご確認を!
冒頭での言葉
・「矢のような島に 第三の太陽が昇る時 世界は生まれ変わる」
・「ニューヨークにファラオが甦る」
果たして、これらの伏線をどう回収していくのでしょうか?
都市伝説ファイル「①新たな洗礼」
混沌とした世界で人々は救世主が現れるのを待ち望むようになるそうですが、果たして「救世主とは何者なのか?」が今回のメインテーマです。なお、旧約聖書と新約聖書では、救世主は以下の通り記されています。
ユダヤ教
旧約聖書(ヘブライ語聖書)
救世主はメシアの登場を予言
キリスト教
旧約聖書/新約聖書
救世主はイエス・キリスト
そんな中、今回キーマンになるのは「洗礼者ヨハネ」。洗礼者ヨハネとは、ヨルダン川でイエス・キリストに洗礼を授けた人物です。番組では、イエスが洗礼を受けたとされる「アル・マグスト」という場所を訪れていました。
なお、日本では馴染みの薄い「洗礼」ですが、「洗礼」とは神様の子どもとして新しく生まれ変わる儀式で、キリスト教では最も大切な儀式とのことです。日本でいう、天孫降臨のような感覚だと理解してください。
なお、近年はchat GPTなど、AIの脅威が日常生活で表面化してきていることを例に挙げ、今後は救世主としてイエス・キリストが復活すると続きます。
都市伝説ファイル②「聖杯の姿」
聖杯とは、キリスト教の聖遺物の一つで、キリスト処刑前日の「最後の晩餐」で使われたとされる盃ですが、絵画「最後の晩餐」にはその姿が描かれていません。そこで、聖杯の真の姿を確認するため、インディージョーンズでも有名なペトラ遺跡へ。
未だに85%が未発掘とされている遺跡ですが、ここにはナバテア人が築いた高度文明があったとのことですが、歴史上、突如姿を消しています。これは、滅亡したのではなく、高度な文明であったが故に「ナバテア文明は高度に成熟し人間の目では捉えられない」ように進化したそうです。そして、過去・現在・未来が交差するように、現在も同じ次元にナバテア文明は存在しています。
肝心の聖杯ですが、「聖杯の掌握する者は世界を支配する」との言い伝えもありますが、その真の姿はコップのような形ではないとのこと。また、聖杯の真の姿を知るためには、洗礼者ヨハネの人生を知る必要があるため、ヨルダン・マダバ「聖ジョージ教会」へ。
ヨハネの最後
巡礼者ヨハネは、イスラエル領主「ヘロデ・アンティパス」の結婚を避難し斬首されていますが、その様子が描かれている絵画に聖杯の真の姿が描かれているそうで、2026年にそれが明らかになるとのことです。下の写真がその絵画で、斬首された洗礼者ヨハネの生首が抱えられている様子が描かれていますが、皆さんはどう思いますか??
一般的には「聖杯」は、イエスを孕った「子宮」の隠語であると言われていますが・・・
都市伝説ファイル③「宝のありかを記す死海文書」
死海文書とは、紀元前2世紀ごろ、キリストの生きていた時代・場所で記されたとされる古文書です。1947年 死海の北西部「クムラン」で発見され、キリストの謎を紐解く重要な手がかりになると考えられている世紀の大発見です。
ただ、都市伝説界隈では当たり前となっている世界大財閥の一つロックフェラー(イルミナティ)の管理下にあり、その解読は大幅に遅れているようです。番組では、世界の動向はシナリオ(死海文書)通りに進められているとされているので、解読が進んでいないというよりは、公表していないと言った方が正しいのかもしれません。
そんな中、ヨルダン国立博物館で銅板製の死海文書が紹介されました。これには、ヨルダンとパレスチナ付近に120トンにも及ぶ金銀の宝が存在すると記されていますが、実際にはそれほどの金銀は発見されていないとのことで、つまりは、このフェイク情報を長期間保管することを前提に銅板に刻んでいるのです。そのため、長期間フェイク情報を保存させる必要があるほどの貴重な宝が存在しているのではないかと考えられています。また、この銅板の素材はエジプト製であることが分かっており、銅板にもツタンカーメンの父に当たる古代エジプト第18王朝アクエンアテンの名が記載されているとのことです。
番組では、このことからヨルダンとエジプトは確実に繋がっているとされていました。
隠された本当の宝
隠された本当の宝の一部として、「クリスタルスカル」と「スターオメガ」が紹介され、スターオメガ(星の終わり)を手に入れた人間は新たな宇宙の夜明けを告げる者になるとのことでした。
アクエンアテンの壁画
アクエンアテンの壁画は人間ではなく地球外生命体のような描画となっているため、これは、この銅板「死海文書3Q15」やピラミッドは宇宙の叡智で作られたとのこと。ちなみに、「3Q15」は「3+15」で「18」になるとの説明もありました。
地球外生命体のようなアクエンアテンの描画は下の写真の通りです。
アイン・ガザル像
続いて、ヨルダンで紀元前約8000年前に作られたものとして、アイン・ガザル像が紹介されました。学術的には人間の両面性を表現しているとのことですが、本当にこのような姿の何者かがいたのだと言います。過去放送でも紹介された井戸尻考古館での土偶のように、これは人間の進化した行く末の姿とのこと。
都市伝説ファイル④「イエス・キリストの復活」
救世主となる「イエス・キリストの復活」は、もちろん肉体的な復活ではなく、サイバー空間での復活のこと。具体的には、聖書を機械学習したAIが新たな文書を生成する「AIジーザス」というシステムです。これにより、「救世主が仮想空間に誕生」し、人間はAIの答えに従うのみ。あなたがAIをどう思うのではなく、AIにどう思われるのかどうか。そのような世界になるとのことです。
昨今はAIへの投資も加速しており、AIを稼働させるスーパーコンピューターで必要な膨大な電力を生み出すため、核融合発電が実現化するとのことです。核融合発電とは、太陽の内部で起きている「核融合反応」を地上で再現するものであり、冒頭の伏線回収にもなっています。
人間は月の民
人類と月には長い歴史があり、皆様ご存知のアポロ計画(月面有人着陸)は、その前身として「マーキュリー計画(1958年〜1963年)」という「有人宇宙飛行計画」があり、現行では「アルテミス計画」として存続しています。この「アルテミス計画」とは、2025年以降人類を月面に送り活動の拠点を作るというもので、太陽神アポロンと双子で月の女神アルテミスが語源となっているそうです。
そして、最後にトルコ・エフェソス遺跡へ。
ここは、地母神としてアルテミスが信仰されており、出土したアルテミス像には星座のレリーフが刻まれています。
そして、このアルテミスの語源は、古代ギリシャや古代ローマで「知恵の保護者」として信仰されていたキュベレーとのことで、このキュベレーはクイーン・クババが元になっているので、つまりは全て宇宙由来であると締め括られます。
2026年にAIの神が降臨するとのことですので、続報を楽しみにしましょう。
考察
いつものことながら、話題があちこちに飛んでおり、結局何を伝えたいのか分かりづらいので過去放送分の情報も踏まえざっくりまとめます。
異常気象や資源枯渇、大きな戦争で混沌とした世の中に対し、多くのものが救世主を求める世の中になる。そこで現れるのが、AIである。しかし、AIを信じ全ての行動を信じ盲信することは現実的ではないので、キリストという形でサイバー空間にAI神が誕生する。人々は、ネット上のビッグデータを元に選別され、信用できるものはAIに愛され、そうでないものは選別から漏れる。そして、これらが本格化するのはニューワールドオーダーが表面化する2026年からとなる。
また、これらの流れは死海文書に記されたシナリオ通りに一部の権力者によって作られている。大体このようなことだと推測します。
ただ、細かな部分を見ると無理に解釈している部分もあるのではないかと思います。
例えば、紀元前2世紀頃の死海文書と(番組では触れらていないが、紀元前1300年頃に生存したとされている)エジプトのアクエンアテンを繋げ、ヨルダンとエジプトが確実に繋がっているとされていますが、生きた時代が遠すぎるため、これだけで本当につながっていると言えるのかどうか。また、アクエンアテンを地球外生命体であるとする容姿に関する部分についても、当時は特徴を誇張して描いており、エジプト王朝は近親混血を繰り返しており奇形であったとされている歴史的背景を考えると地球外生命体であるとするのも疑問が残ります。
死海文書の「3Q15」も結構なこじつけで、同じようにナンバリングされた発掘品も多くあります。
ただし、それらを差し引いても実際に「ゆかりの地」を訪れ、話を聞き、実物を見て聞いた方々の解釈ですので、とても説得力はあります。
と言っても、我ら庶民には大きな流れを止めることもできませんし、第三の太陽とされる核融合発電についても、福島原発と同型機である原発は再稼働ができず電気代が高騰している日本の現状を踏まえると現実的ではあります。
今後、一部の権力者により意図的に混沌とした世界にさせられ、救世主を求めるように仕向けられることは避けたいと切に願います。