お座敷シューター活動はもちろん、サバゲーの自宅練習用に欠かせないのがターゲット。いわゆる「的」です。
過去記事で制作したものがあるのですが、改良すべき箇所があったため、今回新たに改良版を作成しました。印刷いただける自作ターゲットペーパーは、下記記事に掲載していますのでご自由にご使用ください。
前回制作したダンボールターゲットは、箱内の下部分は発射されたBB弾を集めるよう傾斜を付けましたが、タオルに絡まり全てのBB弾は収納できないので結局は手作業での回収になり、次世代電動ガンだとダンボールを貫通しますので、室内ではスタンダードタイプの電動ガンとハンドガン専用にしていましたので、今回は次世代電動ガンにも対応できるものになっています。
ちなみに、使い込んだらボコボコになってしまいました。
材 料
材料は写真の通りです。
ダンボールは何でも良いのですが、箱とフタに分かれているものがあればベストです。この中では入手難易度が高いかも・・・ちなみに、写真のダンボールはコピー用紙が入っていた箱です。勤務先からいただきました。今回は、フタ部分をターゲットの底にするような感じで上下逆さまに使います。
残りの材料は全てダイソーで購入可能です。もちろん代替品があれば、どうとでもなります。
・クッションレンガシート(ダイソー200円)
・工作材料直方体(ダイソー100円)
・簡単リメイク鉄板柄シート(ダイソー100円)
・その他、ハサミとカッター、布ガムテープなどの工作用具
制作工程
制作にあたり、前回より頑丈にすること、BB弾の回収が簡単かつ確実にできることを目標にしています。
工程① ダンボールカット
ダンボールBOX側を写真の通りカットします。
大きくカットしているところにターゲットペーパーを取り付けるのですが、ターゲットペーパーより内側2cmを残しカットしています。写真では、上側前面とターゲットペーパーが同じ大きさなので、周囲内側2cmを残しカットしています。
また、両サイドの真ん中あたりもカットしておきます。ここにクリップを取り付け、ターゲットペーパーを固定します。
工程② ダンボール補強
工程①で2cm残していた部分に布製ガムテープを貼りつけ補強します。布テープでなければ重ねて貼りつけることができませんので、ここは重要です。
枠にBB弾が当たることがないような方は、特に補強する必要はないのでしょうが、私の場合はしっかり補強です。
工程③ ダンボール内側補強
ダンボールの内側にクッションレンガシートを貼り付けます。クッションレンガシートはシール式になっているため、両面テープなどは不要ですが、内側の形大きさに合わせてカットし貼りつけるので多少の加工が必要です。
ここにターゲットペーパーを貫通したBB弾が当たるのですが、跳弾や射撃角度によってはBOX内部両サイドにもBB弾が当たる可能性があるため、内部全面を補強しておきます。
工程④ 緩衝タオル取り付け部分をカット
ダンボールBOX部分の底(上下逆さまに使うので、完成品のBOX天井部分)に緩衝材代わりのタオルを設置できるようカットします。
工程⑤ BB弾回収部分(BOXフタ側)の加工
ダンボールフタ側(上下逆さまに使うので、完成品の底部分)の角に工作材料直方体を両面テープで取り付けます。工作材料の高さ設定は、次の工程で説明します。
工程⑥ 化粧材を取り付ける
加工してきたダンボールを写真のように設置します。
鉄板部分は簡単リメイク鉄板柄シートですが、ここにBB弾が当たってしまった時の補強と外観をカッコよく見せるための化粧材を兼ねています。セリアにももっと金属に近い色彩のシートがありますので、この部分はお好みですね。余ったシートは、一応の跳弾対策として天井部分に貼っています。
また、工程⑤でフタ部分に材料を取り付けることで、ターゲット部分が底上げされ、BB弾の回収率があがり、ターゲットペーパーがしっかり見える位置にきます。よって、工程⑤での取り付け材料の高さは、これを考え設定してください。
工程⑦ 完成品
クリップにターゲットペーパーを取り付ければ完成です。
BOXを持ち上げることで、フタ部分に落ちたBB弾が100%回収可能です。
次世代電動ガンを7Mの距離からフルオートで撃ち込みましたが、破損はありませんでした。もちろん消耗品なので、いつまでも使用できるものではありませんが、BB弾の高い回収率とある程度の強度を付けることができたのではないでしょうか。
見た目もおしゃれで気に入っています。今後も更なる改良を重ね、理想の形に近づけていきます。