人生で初めて購入した光学機器は2,000円程度のドットサイトだったのですが、問題となったのが「乱視」であることです。点(ドット)のレティクル(サイトの中央にある目印)だと、点が複数に見えて全く狙えませんでした。そこで、著者が行った乱視対策をご紹介します。
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乱視対策①「レティクルの種類を考える」
ドットが見にくかったので、ドット以外のレティクル選択ができる光学機器にしました。これで少しは改善されます。私の場合は「+」のレティクルだと若干ですが狙いやすくなりました。
また、ドットサイトは両目で対象物を見ながらレティクルを合わせるので、私の場合は遠くの対象物に裸眼の標準を合わせてドットサイトを入れ込むようなイメージで見ると見やすくなりました。なので、実戦では出遅れる可能性もあるかと思いますが、乱視であってもコツを掴めば、ある程度は改善できる部分はあるかと思います。
お座敷シューター時点で使用している光学機器は、ホロサイト「Vector Optics Ratchet」を手持ちのMP5に取り付けています。値段はほどほどですが、乱視対策にレティクルの切り替えができるものとして購入しました。
ゼロイン(照準調整)も十分に可能で取り回しが売りのMP5には合っていると感じており、質感や見た目も良く気に入っています。光学機器を被弾から防ぐ対策も必要ですね。
乱視対策②「片目で使用できる光学機器」
乱視とは両目で見ると乱れて見えてしまいますが、片目で見ると奇麗に見えます。光学機器のレティクルが乱れて見えていても、レンズが一つしかないスマホのカメラで撮影すると奇麗に見えるのはそのためです。
URG-1に取り付ける光学機器を選ぶ際に、片目で使用でき、ドットサイトとライフルスコープの機能を兼ね備えたものがないか探したところ、CQB(視度調整(倍率調整)ができるショートスコープ)にたどり着きました。
CQBとは、見た目はスコープの形状をしていますが、スコープ自体に倍率を1倍~数倍に調整できるダイヤルが付いている光学機器です。少し高かったですが、使ってみたら全ての問題が解決しました。
カラーリングもURG-1に合わせたものにして、カッコいいですね。こちらも、ドットサイト同様、対物レンズ(スコープの敵側レンズ)を守る対策が必要ですね。
なお、以下に紹介している著者が購入したCQB機器のアイレリーフ(適切にスコープが使用できる「目と接眼レンズの距離」)は8cm程度で、URG-1のストックを伸ばすとちょうどの距離になります。
写真は撮り方が悪くぼやけていますが、実際は十字のレティクルに加え、ボタン電池式で11段階に調整できる光学ドットが中央に投影されます。
ちなみに1万5~6,000円のマグニファイア(ドットサイトと可動式スコープの組み合わせ)のセットも試しましたが、アイレリーフが短く使いにくく、値段の割に精度や質感がイマイチと感じましたのでヤフオクで売ってしまいました・・・
乱視対策③
最も確実なのは「メガネ」を着用することです。仕事用に乱視矯正の入ったメガネを使っているので、これを使えば問題解決です。サバゲーの時にはメガネ対応のゴーグルを選ぼうかと思います。
また、ハマればサバゲー用のスポーツ対応の乱視矯正メガネを作ることも考えています。