ベースをやっていると弦の張替え程度はご自身ですることになるでしょうが、少し調べるとラウンドワウンドとフラットラウンドという2種類の弦があることが分かります。そもそも、この二つの弦はどう違うのか解説します。
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弦の張替えについて
弦の張替え方法については、他の多くのサイトで紹介されていますが、弦を選ぶ時に気を付ける点としては・・・
買おうとしている弦はセット販売かどうか
ベースの弦は結構な金額がしますが、中には格安の弦もあります。
つまり、価格帯が安い弦を買おうとした場合、よく見ないと格安セット弦に紛れて有名メーカーのバラ売り弦が含まれていることがありますので、しっかりセット内容を確認してくださいね。
弦の長さ(スケール)確認
一般的なベースであれば「ロングスケース」の弦を買いましょう。中にはショートスケールの弦もあるので、これも内容の確認を。
弦の太さ(ゲージ)の選択
弦のゲージとは弦の太さのことです。この減の太さは色々なバリエーションがありますが、代表的なものを紹介します。ちなみに、( )の数字が小さい方から、1弦ゲージ~4弦のゲージとなります。
太い弦
ゲージ表記としては、(45-65-85-105)くらい。
太い音、弦のテンションも高め。押弦に力がいる。
ピック引きメインの方へ。
D'Addario ダダリオ ベース弦 ニッケル バランスドテンション Long Scale .045-.105 EXL170BT 【国内正規品】
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普通の太さの弦
ゲージ表記としては、(45-65-80-100)くらい。
一般的なゲージ。ちょうど中間くらい
D'Addario ダダリオ ベース弦 ニッケル Long Scale .045-.100 EXL170TP 2setパック 【国内正規品】
- 出版社/メーカー: D'Addario
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細い弦
ゲージ表記としては、(40-60-75-90)
弦は緩いので押さえやすい
指弾きメインの方へ
Fender フェンダー エレキベース弦 PURE NKL RW LS 7150XL 40-90
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ちなみ私は、指弾きがメインなので通常か細めの弦が好きです。ピック弾きの人は太目のゲージが合うかもしれませんね。
ラウンドワウンドとフラットワウンド
この2種類の弦は、弦の構造が違います。
ラウンドワウンド
いわゆる普通のエレキベースの弦です。最初からついているのはこちらの弦であることが大多数で間違いありません。
フラットワウンド
弦の断面がフラットになっており、フレットレスベースに適しています。理由としては、弦を弾いた時にフレットレスだと指板に弦が直接触れ、指板を痛めてしまうからです。この時にフラットワウンド弦だと、指板の痛みが少なるためです。
写真比較
最後に比較写真です。フラットワウンドだと指が痛くなる人がいますので、必要に駆られるまではラウンドワウンドで充分だと思いますよ。