普通車と軽自動車では維持費が違ってきますが、燃費等も含め具体的にはどの程度違うのでしょうか??今回は、その疑問にスポットをあてます。
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経費算出条件
ズバリ!最低限必要な経費を算出してみましょう。各種条件は以下の通り。
想定した使用状況
平日は片道10㎞ほど通勤で使用し、週末には趣味やレジャーで使用する。
車両は国産車で特に古くないタイプ、車検時以外に特別メンテナンスはしていない。
算出条件
①ラニングコストの比較とするため、購入時の費用は計上しない。
②軽自動車と普通車それぞれの「保険料(毎月)」、「ガソリン代(毎月)」、「自動車税(1年に1回)」、「車検費用(2年に1回)」を計上。
③普通車は一般的なミニバン(1,501cc~2,000cc)を想定。
④保険料は、アクサダイレクト保険料スピード診断にて、「年齢30歳」、「東京在住」、「ブルー免許証」、「年間走行距離5,000km~10,000㎞」、「10等級」で算出。
⑤燃料代は、「レギュラー125円/㍑」、「月500㎞走行」、燃費は「軽自動車20㎞/㍑」、「普通車13㎞/㍑」で算出。
⑥車検費用は、軽自動車80,000円、普通自動車100,000円を想定し、車検時以外のメンテナンス費用は計上しない。
⑦上記条件似て算出した合計経費を「1か月」、「1年」、「2年」で按分し、毎月の経費を比較する。
算出結果
さて、算出結果ですが以下の通りとなりました。これには、車検費用や自動車税の積立金も含まれています。
1か月での経費
軽自動車10,628円、普通車16,929円、差額6,301円
1年での経費
軽自動車127,540円、普通車203,152円、差額75,612円
2年での経費
軽自動車255,080円、普通車406,305円、差額151,225円
考察
保険料や車検費用、燃料代は単純な計算ですので変動が予想されますが、変動したとしても毎月の経費に落とし込んだ場合、大きな影響はありません。
さいごに
車を選ぶ際に何を重要視するかですが、その価格差と重要視している部分をしっかりと比較することが大切です。ここでは触れていない安全性やリセール価格も考慮する必要もありますので、しっかりと見極めて検討してください