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やりすぎ都市伝説~人類を待ち受ける恐るべき未来~

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 やりすぎ都市伝説で紹介されたMENSA会員である藤本氏の話をご紹介します。MENSAとはIQ上位2%の人間しか会員になることができない国際グループのことです。

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人類を待ち受ける恐るべき未来

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  コンピューターの進化は大きく分けて2つに分けられます。

 一つは性能の進化。これはAIの進化などにも分かるように、より高い性能へ進化を遂げていくというものです。

 そして、今回問題とされているのが「大きさの進化」です。例えば、コンピューターが開発された当初は、大きな部屋の中に図書館のように機械が並べられていたのですが、性能としては現在の電卓以下でした。時は経ち家庭用コンピューターが出回り始めた1980年代の国が開発補助をするスーパーコンピューターの性能は、現在のスマホより低かったのです。そして、現在のスーパーコンピューターである「京」であっても、数年後には手のひらサイズのコンピューターに性能を凌駕されるといわれています。

小型化の最先端

 小型化の最先端はどうなっているのか。それは「ナノマシーン」といわれる技術です。ナノとは1Mの10億分の1の単位です。もので表現するならば、ラップの厚みが10数マイクロメートルであり、ナノメートルはマイクロメートルの1000分の1です。人間の細胞や細菌はマイクロメートルの世界で生きており、ナノメートルの世界とはウィルスレベルの世界となります。そして、人間の細胞や血液を動力源とするナノマシーンの開発が進められています。

開発の目的

 ナノマシーン開発の目的は、主に医療の為です。特にがん細胞到達までに効果が薄れ副作用もある抗がん剤ですが、抗がん剤をナノマシーンに乗せ、がん細胞の中に到達したときにだけ投薬できれば非常に効果的に治療ができるとして注目されています。また、ナノマシーンを健康な体に投与し、病気が発見されたときのみ治療を行う体内病院のような使い方も考えられています。

ナノマシーンの危険

 ウィルスに対抗するナノマシーンですが、インフルエンザウィルスなど24時間で100万個近くに増殖する相手に対抗するには時間もコストもかかってしまうため、現在考案されているのが自己複製機能を有するナノマシーンなのです。しかし、この自己複製機能でシステムエラーが発生し暴走を始めた場合、その増殖を止められなくなり、人間の細胞を動力源としていれば人間の体は食い破られ、ウィルスと同じように空気感染し、あたかも新種のウィルスのように世界中の生物を数時間で食い尽くしてしまうと懸念されているのです。この問題は「グレイ・グー」問題として危険性が訴えられています。人類を救うはずの技術が、世にも恐ろしい生物兵器に変化してしまう危険性があるのです。

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