やりすぎ都市伝説で人気のある話を厳選してご紹介します。今回は、都市伝説というには余りにしっかりとした根拠のある話です。あなたのお住いは大丈夫ですか?
<やりすぎ都市伝説外伝>
地震大国日本
東日本大震災発生後、誰も予想していなかった熊本地震。今後、南海トラフ地震や首都直下型地震は確実に発生すると言われています。しかし、これは今に始まったことではなく、長い歴史の中で繰り返されていることなのです。我々のご先祖様は「地名」を残すにあたり、その土地の由来や災害に強いか弱いかなど多くのヒントを後世の我々に伝えてくれているのです。
「ウメ」という言葉
大阪の「梅田」。この「梅」は「埋」がもともとの文字であり、「梅」は当て字なのです。過去の文献を調べると、地滑りが発生し「田んぼ」が「埋められた」歴史があるというのです。
首都直下型地震
この写真は、東京都の「津波水没マップ」です。見ていただければ分かりますが、かなり奥の方まで浸水することが予想されています。これは、今から約300年前に発生したマグニチュード8の直下型地震と同程度の地震を想定して作成されているものです。それを踏まえ、今から500年前の同じ地域の地図を見て下さい。(下の写真)浸水地域は、もともと海だったことが分かります。
東京の地名
実は東京の多くは「水」にまつわる地名が多く存在します。地図上で海だった場所ですね。この地を埋め立てる時にご先祖様が残してくれた教訓です。見ての通り、「水」そのものではなく、「氵」(さんずい編)で「水」が表現されています。
災害に強い土地
災害に強い土地は、どのように表現されているのかが気になるところです。答えは単純で、昔最も大切にされていたのは「神社」です。この「神社」は、その土地の最も安全な場所に建立されています。そして、東日本大震災の津波到達地点と神社の位置を重ね合わせると・・・
東日本大震災と神社
この写真は、東日本大震災での津波到達地点と神社の位置関係を示した地図です。これを見て分かるのは、津波到達地点に沿って神社が建立されているということ。もっとも、今回の津波では神社でも多くの被害が発生していますが、この写真を見る限り、無関係とは言い難い状況ですね。
浪分神社
浪分神社。この名前を見れば一目瞭然です。そして、お察しの通り、津波到達地点ギリギリの場所に建立されています。これは、当時インフラや医療が発達しておらず、今回より遥かに多くの被害を出し、復興のために努力したであろうご先祖様が、愛する子ども達のため、多くの被害を受けながらも残してくれた教訓なのです。良く考えれば、当時の一般庶民たちが後世に何かを残そうと考えたとき、神社や地名に教訓を残すのは、よっぽど重要なこと、絶対に残したいことだというのは十分に想像できると思います。
その他の地名
これから先の情報は番組で紹介されませんでしたが、あなたの住む町は大丈夫でしょうか。ネットで調べると様々な情報があるので調べてみると良いかもしれません。
近代的な地名
もともとあった地名を変えている場合、地価を下げないようにイメージアップのため、悪い名前を変更していることがありますので要注意。新しく分譲する土地なども販売側の都合でオシャレな名前になっているところも・・・
自然災害のあった場所(引用:自然災害からできた地名)
河川の氾濫があった場所
扇状地
アオギ、シバ、イノ、イノウ、ソネ、ワダ、ハヤシ。
谷地、低地
サクラダニ、サコ、ソウタ、ナベ。
平地
ヒロ、アサヒ、キライ、エダ、イマイ、ナガレダ、カマ、ヒジ、フケ、ミスキ
高潮、津波などがあった場所
ヒロ、カガ、カチ、スカ、フクラ、アマベ
地すべり、土砂崩れなどがあった場所
ホケ、フキ、アナ、クラ、カキ、ウメ、ナベ、フタ、クレ、タイ、アソなど。
<都市伝説ベストセレクション>